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太陽光発電補助金を貰うには省エネ・グリーン化製品購入も

2010年01月07日(木)

毎日新聞サイトの1月6日記事”山口県:太陽光発電導入を補助 「県内業者施工」条件に--制度創設”から。

山口県は、太陽光発電システムなどの省エネ製品を設置する家庭や企業への補助制度を創設した。複数製品の導入と、県内業者への設置工事発注が条件。温暖化防止と関係業者への経済対策も狙う。

家庭用の「やまぐちエコハウス補助金」は、「住宅用太陽光発電システム」に加え、床暖房、ヒートポンプ冷暖房・給湯器など、その他の省エネ製品を2種類以上導入(計24万円以上)するのが条件。

補助額は、太陽光は出力1キロワット当たり2万円(上限8万円)、その他の製品8万円の計16万円。また、県産木材を使った新築住宅の場合、床面積120平方メートル以上だと補助上限が32万円となる。
...(C)毎日新聞

山口県の太陽光発電設置補助金が今日の話題。山口県の一般家庭向け補助金は少々複雑な体系となっている。山口県の「太陽光発電システム及び省エネ・グリーン化製品の導入に対する新たな補助制度の創設について」によると次のとおりだ。

◆一般枠
 ○住宅用太陽光発電システム
  2万円/kw(上限8万円)
 ○省エネ・グリーン化製品
  8万円(2製品以上かつ24万円以上導入すること)
◆県産木材利用促進枠
 (床面積120㎡以上の場合)
 ○住宅用太陽光発電システム
  2万円/kw(上限8万円)
 ○省エネ・グリーン化製品
  24万円(2製品以上かつ72万円以上導入すること)

山口県産木材を使って家屋を新築したときは、優遇枠である「県産木材利用促進枠」を申請できる。そうでないときは「一般枠」となる。どちらの枠も、太陽光発電システムの設置補助額は、1キロワット当たり2万円で、上限は8万円だ。ただし補助金を貰うには、太陽光発電システムだけでは駄目で、別途定められた省エネ・グリーン化製品を一定金額以上購入する必要がある。

「県産木材利用促進枠」の場合は、省エネ・グリーン化製品を72万円以上購入したときに24万円という破格の補助金が貰える。「一般枠」の場合は、省エネ・グリーン化製品を24万円以上購入したときに8万円の補助額だ。要するに、省エネ・グリーン化製品の1/3が補助金で賄える、ということだ。太陽光発電の補助額は少ないが、こちらははっきり言って大盤振る舞いと言えよう。

ただ、この補助金詳細説明ページによると、補助金を貰えるにはさらに条件がある。

○補助対象製品のうち1製品以上を県産製品とすること
○補助対象製品の施工は県内事業者に発注すること

ここで、省エネ・グリーン化製品とは次のいずれかの製品だ。

太陽光発電式LED街灯、太陽光採光光窓、バイオマス発電・熱利用、ペレットストーブ・ボイラー、ヒートポンプ冷暖房・給湯器、太陽熱利用暖房・給湯器、風力発電、遮熱塗装、高断熱複層ガラス、窓ガラス用フィルム、断熱材又は断熱設備、高効率換気システム、雨水利用、燃料電池、コージェネレーションシステム、床暖房、地中熱利用、省エネ型照明器具、屋上緑化、壁面緑化、駐車場緑化、保水性舗装、高反射塗装など

範囲は非常に広い。省エネやグリーン化に結びつく製品ならなんでもOKという感じだ。唯一、私が疑問に思った製品がある。それは「床暖房」だ。石油やガスのボイラーによる温水床暖房も床暖房だが全然省エネではないし温室効果ガスを排出する。本当に床暖房が対象なのか、確認したいところだ。

また、この製品群のうち選択したうちの一つは山口県産でなければならない。これは意外に難しい注文だ。県が県内産業の振興も考えた補助金制度だろうが、この条件があるとかなり申請が難しくなると思う。「壁面緑化」のために近所からツタを買ってくればOK、なら良いがそれで通用するかどうか。この条件だけは無しとすべきだ。


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