小田原市は太陽光パネルを市役所駐車場屋根に設置

太陽光パネルを市役所駐車場屋根に設置

2011年04月14日(木)

今日は神奈川県小田原市の話題。少し前になるが、神奈川新聞社のサイト「カナロコ」の1月19日記事「市庁舎に太陽光発電施設完成、2月から稼働へ/小田原」から。

小田原市が市役所敷地内(同市荻窪)に設置を進めていた大規模な太陽光発電パネルが完成、2月から稼働を始める。温室効果ガスの削減を呼び掛ける市の温暖化防止策の目玉にもなる。

太陽光発電パネルの設置は市庁舎裏の駐車場の屋根を利用。縦約70メートル、横約10メートルのスペースに468枚のパネルを並べた。得られる電力は1時間当たり60キロワットで、市庁舎の照明やエレベーターなど設備電力の最大約5%を賄える見込みという。

二酸化炭素(CO2)の削減効果は年間約25トンになる。今回の工事費は約6200万円。市は昨年10月から設置工事を行ってきた。
...(C)神奈川新聞社

小田原市が市庁舎内駐車場の屋根に太陽光発電パネルを設置した。太陽光パネルの数は468枚。出力は60キロワットだ。ということは、割り算をすると、太陽光パネル1枚当たりの出力は約0.13キロワットだ。通常のシリコン結晶型パネルの出力が1枚当たり約0.2キロワットだから、その約64%の出力となる。少し変換効率が低いので、これは薄膜型の太陽光パネルと予想できる。ということはこれは価格は安いはずなので、全体の設置費用も安いことが予想できる。ところが。。。

この設置にかかる費用は6200万円とのこと。出力は60キロワットなので、出力1キロワット当たりの設置費用は、103万円となる。これは高い。まあ、駐車場の屋根という、重量物を載せることを想定していない場所に重い太陽光パネルを載せるのだから、しっかりした架台の設置に費用がかかったのかもしれない。でも、割高、と思う。このブログでは何回か指摘しているが、自治体が設置する太陽光発電システムは、通常考えられるよりかなり割高であることが多い。市民団体のチェックが望まれる。


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