甲府市の保育園に出力9.2kWの太陽光発電を設置

保育園に太陽光発電を設置

2011年05月30日(月)

今日は甲府市の話題。朝日新聞サイトの5月30日記事「お日さま発電 保育園に」から。

■甲府 地域ぐるみ出資で完成

甲府市の山宮保育園で28日、地域ぐるみで完成までこぎ着けた太陽光発電所が誕生した。

設置費用の一部を園児の保護者や地元住民が賄う「市民共同発電所」で、園舎の屋根に並べた40枚の太陽電池パネルが生み出す1時間あたり9・2キロワットの最大出力は県内最大級だ。この日行われた開所式では、保護者や住民らが集まり、構想を持ちかけた運営主体の市地球温暖化対策地域協議会(会長・小沢典夫県立大教授)のメンバーや園児と稼働開始に立ち会った=写真。

協議会によると、設置費は600万円。電力会社の寄付金などでつくる「グリーン電力基金」から助成金として500万円を確保。残り100万円は1口1万円で協力金を募り、「園児が地球環境を考えるきっかけになればいい」と計画に賛同する保護者や住民から集まったという。余剰電力を東京電力に売電するため、約4年間で投資金額を回収できる見込みという。
...(C)朝日新聞

保育園に太陽光発電設備を設置したという話題は意外に聞かない。このブログでも、2010年4月6日記事「三菱重工の企業内保育園の太陽光発電」で書いたのみだ。ただその記事の保育園は、三菱重工という福利厚生に手厚い大企業の企業内保育園であり、今日の話題は一般の保育園という大きな違いがある。

今日話題の甲府市の保育園に設置された太陽光発電設備の出力は9.2キロワット。一般家庭3軒分弱だ。その出力を、太陽光パネル40枚で得る。ということは、割り算をすると、太陽光パネル1枚当たりの出力は0.23キロワットとなる。これは通常のシリコン型太陽光パネルの出力0.2キロワットよりは少し多い。1枚の面積が大きいか、出力の高い三洋電機のHIT太陽電池か、と想像する。

設置費用は600万円とのこと。出力は9.2キロワットだから、これまた割り算をすると、1キロワット当たりの設置費用は約65万円となる。この程度の規模なら順当な金額だ。

この設置費用600万円のうち、グリーン電力基金からの助成金が500万円。結構貰えるものだ。残りは寄付で集めた、とのことだ。

余剰電力はもちろん電力会社に売電する。記事によれば、4年で投資金額を回収できる、とのことだ。4年とは随分短い期間で元が取れると驚いたが、投資金額は100万円のみでかつ出力が大きいため、この年数となるのだろう。


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