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岡山県の企業の太陽光発電システム設置

2010年01月14日(木)

朝日新聞サイト岡山版1月13日記事「太陽光発電導入相次ぐ」から。

太陽光発電設備を導入する企業が(岡山)県内で相次いでいる。初期コスト回収には時間がかかるものの、環境問題に取り組む企業の姿勢を内外に示す狙いもあるとみられる。県も事業者が発電設備を導入する費用を補助する制度をつくり、普及を後押ししている。

山田養蜂場(鏡野町)は、昨年末、資材の保管などに使っている第2工場の屋上に、幅99センチ、長さ1・5メートルのパネルを450枚増設した。同社では2000年から本社や工場で発電システムの設置を進めており、今回の増設で社全体での発電量は中・四国の民間企業では有数の規模という791キロワットに達した。本社と第1工場の照明に使う電力がすべて太陽光発電でカバーできるといい、今回の増設で年間200万円のコスト削減を見込む。

設置費用は6457万円で、3分の1は新エネルギー導入促進のための国の補助金をあてる。
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ベネッセコーポレーション(岡山市)は昨年10月から、瀬戸内市にある物流センターに出力720キロワットの太陽光発電装置の設置を進めている。3456枚のパネルを屋上に並べる予定で、3月に稼働の予定。国の補助金で設置費用の3分の1をまかなう。

完成すれば、センターの使用電力の3分の1を太陽光発電でまかなえる見込みといい、休日の発電分を電力会社に売って得る利益も含め、年間800万円の節約になるという。二酸化炭素(CO2)の排出削減効果は年220トンで、同社の広報担当者は「CO2の排出を抑えて環境保全に貢献することに加え、地域の方々の環境意識が高まるきっかけにもなれば」と話す。

一方、県は企業などの太陽光発電設置を後押ししようと、店舗や事務所などに太陽光発電パネルを設置する費用の2割を200万円を上限に補助する制度をつくった。県によると、病院や保育園、工場など12件について、それぞれ120~200万円を補助することがすでに決定しているという。担当課は「財源を確保できれば、来年度も同様の事業を実施したい」としている。(C)朝日新聞

岡山県の企業に大規模な太陽光発電システムが設置された話題だ。

山田養蜂場は太陽光発電システムを増設し、社全体で発電量は791キロワットに及ぶという。地方の企業が導入する太陽光発電としては非常に大規模だ。今回の増設はパネルを450枚設置した、とのことなので、通常の太陽光パネルなら出力0.2キロワットなので、今回の増設分の出力は 450×0.2= 90キロワットになる。一般家庭20~30軒分の出力だ。この費用に6457万円かかった、とのことなので、1キロワット当たりの設置費用は約72万円になる。太陽光パネルの出力が0.2キロワットと仮定しての数字だが、これが正しければ若干高めか。

またベネッセコーポレーションは物流センターに出力720キロワットの太陽光発電システムを設置中だ。3456枚の太陽光パネルを使用する、というから太陽光パネル1枚当たりの出力は約0.2キロワットとなる。一般的な太陽光パネルを使用していることがわかる。

なお両社とも費用の1/3は国の補助金を充てる。

また岡山県は、県内企業向けに太陽光発電設備の設置費用の2割、上限200万円を補助する制度を創設した。すでに12件の補助が決まっている、とのことだ。この制度は来年も続ける見通しだ。

大規模な太陽光発電システムの設置が、地方の大企業にも浸透してきた事例だ。


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