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太陽光発電のある松井酒造で新酒の出荷開始

2010年01月26日(火)

このブログの昨年10月28日記事「太陽光発電を利用した酒造り」で、京都の松井酒造が太陽光発電を利用した酒造りを始め、12月下旬にも新酒を出荷する予定であることを書いた。これは朝日新聞記事によるものだった。今日はその続編とでも言うべき記事。毎日新聞サイト1月23日記事「松井酒造:京都・洛中マンションに酒蔵 伏見から戻り新酒出荷」から一部を引用する。

京都の中心部・洛中で最古の歴史を誇りながら、伏見に酒造りの本拠地を移していた蔵元が、32年ぶりに洛中へ戻り、5階建てマンションの1階に酒蔵を復活させた。「洛中で極上の酒を仕上げたかった」との思いがかない、昨秋から仕込んだ新酒の出荷が始まっている。

京都市左京区吉田河原町のマンション内に「鴨川蔵」を新設したのは「松井酒造」。松井酒造は享保11(1726)年に兵庫県北部の香住で創業、約180年前に洛中に蔵を構えた。77年、他社との生産集約のため同市伏見区に移転したが、昨年10月に洛中での酒蔵復活に踏み切った。現在、洛中に酒蔵を持つ蔵元は他に1社しかない。

鴨川蔵が“入居”しているのは、同社のかつての酒蔵跡地に97年に建設された5階建てマンション。1階部分を改装した約800平方メートルのスペースに、麹室(こうじむろ)や発酵室、1000リットルの貯酒タンクなどを整備し、環境に配慮して太陽光発電(約11キロワット)を取り入れた。来月20日からはマンション屋根に設置した太陽光パネルで酒造りに必要な電力の約6割を賄うことができる。

石川県・能登のベテラン杜氏(とうじ)、道高良造さん(77)を招いて、昨年11月から京都産米を使って仕込んだ純米大吟醸の新ブランド酒「神蔵(かぐら)」410リットルが完成し、出荷が始まった。甘みや辛み、酸味が調和した米本来の味と、果物のような甘い香りに仕上がった。
...(C)毎日新聞

その新酒の出荷が始まった、という記事だ。

この松井酒造は、伏見から32年ぶりに左京区の洛中に戻ってきたそうだ。そもそも創業は280年数前の兵庫北部で、洛中に180年前に蔵を構えた、というから大変な老舗だ。それが1977年に伏見に移転し、昨年戻ってきた、という経緯とか。創業が1726年と聞くと、音楽好きな私はこの年代はバッハが活躍していたバロック音楽の最盛期~末期、とすぐに思う。その時代から酒を造っているとは驚嘆する。

太陽光発電に関しては前回記事以上の情報は無い。出力11キロワットの太陽光発電とのことなので、それほど大きな設備ではない。この太陽光発電で酒造りに必要な電力の6割を賄える、ということも前回記事に書いたとおりだ。

杜氏は能登の杜氏。出来た酒の表現が「甘みや辛み、酸味が調和した米本来の味と、果物のような甘い香りに仕上がった」とは、ヨダレが。これは私が非常に好きなタイプだ。私の好きな北陸の酒に多いタイプの味わいだ。飲みたくなってきた。


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