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東京電力の川崎市臨海部メガソーラーは日立と東芝が受注

2009年12月02日(水)

このブログの11月9日記事「山梨県に東京電力がメガソーラー」で、東京電力は山梨県に出力10メガワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設予定であることを記事にした。東京電力はそれ以外にもメガソーラーを計画している。そのひとつが、川崎市臨海部に建設予定の出力20メガワットのメガソーラーだ。概要を見ると発電所は、浮島太陽光発電所(出力7メガワット)と扇島太陽光発電所(出力13メガワット)の2つを建設する。今年着工し、2011年に稼動開始、とのことだ。

さて今日の話題は、この東京電力の川崎市臨海部メガソーラーだ。朝日新聞サイト11月30日記事「国内最大級の太陽光発電所 日立と東芝が受注」から一部を引用する。

東京電力が川崎市の臨海埋め立て地で計画している国内最大級の大規模太陽光発電所(メガソーラー)について、日立製作所と東芝がそれぞれ1区画ずつを受注した。受注額はそれぞれ数十億円規模とみられる。日立が受注した施設の発電出力は約1.3万kWで、東芝が受注した施設は約0.7万kW。(C)朝日新聞

この記事にははっきりとは書いていないが、発電出力から、日立が受注したのは扇島太陽光発電所(出力13メガワット)、東芝が受注したのは浮島太陽光発電所(出力7メガワット)、とわかる。

ここで面白いのは、日立も東芝も、太陽光発電パネルは作っていないということだ。東芝が太陽光発電ビジネスに参入したのは今年1月。「一般住居用ソーラーパネルではなく、実用規模の太陽光発電システムの開発を計画」とのことだった。両者とも、太陽電池・太陽光発電パネルの製造で利益を上げるのではなく、それらは外部から調達し大規模システムの構築で利益を上げる、というビジネスモデルを採用したということだろう。そして日立も東芝も、発電所では実績がある。東京電力は、太陽光発電の実績より発電所構築の実績を買って両社に決定した、ということだろう。


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