神奈川県と県内市町村の太陽光発電設置補助金は低額化・件数増大の傾向

神奈川県と県内市町村の太陽光発電設置補助金

2010年05月16日(日)

神奈川県、県内市町村の太陽光発電設置補助金についてまとめた記事を見つけたので紹介する。東京新聞サイト神奈川版5月11日記事「エコにも地域格差 太陽光発電 助成を拡大」から一部を引用する。

(神奈川)県や横浜市などは本年度、住宅用の太陽光発電設備の設置に対する助成件数を拡大させた。昨年度の申し込みが殺到したことによる措置。ただ、同様の助成を行っている33市町村では最大で約10万円の差があるほか、横浜市内では、業者の強引な勧誘を受けるなどした市民からの苦情も増加している。

一般住宅で太陽光発電設備を設置した場合、県は本年度から発電量一キロワット当たり二万円(上限七万円)を助成する。加えて、設置住宅のある市町村が助成している場合は、それぞれの設定額が上乗せされる。

県は昨年度、一キロワット当たり三万五千円を助成していた。しかし、設備費用が安価となったことや、電力の買い取り価格が上昇したことなどから、補助金額を減らし、対象件数を千六百件増加となる約五千百件にした。

横浜市も昨年度より一万円少ない二万円(同八万円)とし、件数を九百件から二千件に大幅に拡大。昨年度は、五カ月ほどで締め切られたが、四月に受け付けを始めた本年度分にも、すでに五百件近い申し込みがあり、夏には受け付けを終了するペースだという。

県内で最も高い五万円(同十五万円)の助成額を設定している藤沢市は、今月六日に受け付けを開始。経済対策の観点から、設置工事を市内関連の業者に限定する条件も付けた。最も低い一万円(上限四万円)の平塚市でも、対象件数を昨年度より五十五件多い二百件に。担当者は「昨年度はキャンセル待ちが出たので、限られた予算の中で、対象を広くした」と説明する。

...(C)東京新聞

神奈川県の県としての太陽光発電設置補助金の金額は1キロワット当たり2万円、上限7万円だ。これは県レベルとしては若干低い金額だ。昨年度までは1キロワット当たり3万5千円補助していたが、補助件数を増やすことを優先して補助金額を下げた。これは昨今の県・市町村の太陽光発電設置補助金の傾向と言える。

横浜市も昨年度より1万円少ない、1キロワット当たり2万円、上限8万円の補助金だ。金額を減らした分、件数は倍以上に拡大した。それでも人気はあり、夏には予算に達するペースで申込みがある状況、とのことだ。一般的にいって県レベルよりは市町村レベルの補助金の方が高いので、横浜市のこの補助金額はかなり少ない。

神奈川県内で最も補助金額の高いのは藤沢市。1キロワットあたり5万円、上限15万円は確かに市町村レベルとしては高い金額だ。ただ今年度から、設置工事は市内の業者に依頼する条件を付加したとのことだ。この地域経済活性化と補助金を合わせるやりかたも今年度からときどき見られる傾向だ。

県内でもっとも低い補助金は平塚市。1キロワット当たり1万円、上限4万円は市町村レベルではかなり低額だ。それでも件数を増やす予算措置の努力はしているらしい。

神奈川県は温暖で特に湘南地方は日照時間の多いと思われる。太陽光発電に向いた地域なので市町村のさらなる補助金増が望まれる。


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