尾花沢市徳良湖温泉の温泉施設に太陽光発電設備を設置

温泉施設に太陽光発電設置

2011年06月08日(水)

山形新聞サイトの5月29日記事”「花笠の湯」に太陽光発電装置、稼働 尾花沢・徳良湖温泉、温暖化防止対策の一環”から一部を引用する。

尾花沢市の徳良湖温泉「花笠の湯」に太陽光発電装置が設置され、稼働を開始した。年間発電量は約5080キロワットを見込んでおり、館内で使用する電力の一部を賄う。28日、発電量や日照状況などを紹介する表示装置の除幕式が同施設で行われた。

市役所庁舎で雪冷房を運用するなど、同市は地球温暖化防止対策に取り組んでおり、その一環として企画した。総事業費は917万円で、国の公共施設省エネ・グリーン化推進事業の採択を受け、900万円の助成を受けた。昨年11月に着工、今年3月に工事が完了。運転は今月13日に開始した。

施設南側の屋根に180ワットのソーラーパネル30枚を南向きに設置、最大出力は5.4キロワットになる。約5080キロワットの年間発電量は、一般家庭1世帯分の年間使用電力に相当するという。また、館内照明器具の一部を省エネ効果が高い発光ダイオード(LED)照明に交換。合わせて最大で年間5.3 トンの二酸化炭素(CO2)削減効果が見込まれる。市は太陽光量や発電量などのデータを取りながら、太陽光発電やLED照明の有効性などを検証していく。
...(C)山形新聞

温泉の施設に太陽光発電設備が設置された話題だ。温泉に太陽光発電設備が設置された話題は意外に少なく、このブログでは初めてだ。さてその温泉は、山形県尾花沢市の徳良湖温泉「花笠の湯」だ。この「花笠の湯」は、市の第3セクターが運営する大型温泉施設だ。どのような施設かはそのホームページのとおり。

設置された太陽光発電設備の出力は5.4キロワット。大きめの住宅用程度の出力だ。年間発電量は約5080キロワット時の予想で、若干少ないのは雪国のせいだ。

太陽光パネルは、1枚当たり出力180ワットを30枚とのこと。太陽光パネル1枚の出力が180ワットということは、多結晶型の太陽光パネルだろう。

この総事業費は917万円で、国の助成金がそのほとんどの900万円。いままでこのブログで何回も書いてきたが、国の助成を受けた自治体の太陽光発電設備の設置費用は非常に高価であることが多い。今回もその例だ。出力5.4キロワットなら、一般家庭用を想定したとき、1キロワット当たり設置費用を少し高めの70万円としても、378万円だ。400万円弱で可能なはずだ。なぜ倍以上の917万円になるのだろうか。引用記事では、照明をLEDに交換とあるので、それもこの補助金の対象かもしれない。しかしLED照明器具交換が太陽光発電設置より高価とは信じられない。またもや国の補助金、つまり我々の支払った税金が無駄に使われたように思う。


QLOOK ANALYTICS