北杜市のNEDO太陽光発電所実験施設が北杜市に移管

北杜市の太陽光発電所

2011年05月12日(木)

山梨県北杜市の話題。朝日新聞サイトの5月11日記事「太陽光発電、一般家庭570軒分 北杜に施設開所」から一部を引用する。

山梨県北杜市長坂町に10日、市営北杜サイト太陽光発電所が開所した。5年間の実証研究を続けてきた新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、太陽光パネルとシステムを市に一括譲渡した。発電量は県内最大級の2メガワット級で、一般家庭の消費電力に換算して約570軒分の電力を賄うことができるという。

市は4月から電力小売会社「エネット」(東京)を通じて電気を売っている。この日は開所式の後、電気を購入する大手総合商社の担当者らが、エネルギー変換効率や出力特性などが異なる国内外の27種類にのぼる太陽電池を見て回った。市環境課によると、昨年は県内外の約5千人が視察に訪れている。市は「環境観光」の拠点としてクリーンエネルギーの取り組みをPRするという。(C)朝日新聞

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はこの5年間にわたり大規模太陽光発電の実証実験を行ってきた。このブログでも2009年12月6日記事「大規模太陽光発電設備からの送電実験」等に書いた。

このNEDOの大規模太陽光発電所が実験終了に伴って北杜市に引き渡され、北杜市営北杜サイト太陽光発電所としてオープンした。

このメガソーラーの出力は、2メガワットだ。上記引用記事によれば、その出力は一般化手570軒分とのことだ。一方、上記の2009年末の当ブログ中の引用記事中では、その出力は1.8メガワットと少し少ないにもかかわらず一般家庭600軒分の電力、とのことだった。記事の書かれた間隔は1年半だが、その間に家庭の使用電力量平均が増えているのかもしれない。

この施設は実験施設ということで、通常のメガソーラーとは異なる面がある。上記引用記事のとおり、設置されている太陽光パネルは27種類に上る。通常の太陽光発電所なら1種類なのに。これは、様々な太陽光パネルの能力・機能のテストのため国内外の多数の太陽光パネルをそろえて実験を行っていたからだ。

この北杜サイト太陽光発電所は見学が可能だ。北杜サイト太陽光発電所によれば、事前に申し込めば水曜日のみ、説明員付きで見学が可能だ。このご時勢、発電所という重要施設なので通常の発電所ではセキュリティの点からこれほどは開放していないだろう。

なお山梨県ではメガソーラーが着々と建設中だが、この施設は現段階では太陽光発電所として県内最大級の発電量、とのことだ。


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