高速道路設置の太陽光パネルの表面は反射を抑えた防眩タイプ

高速道路設置の太陽光パネル

2011年06月13日(月)

産経新聞のIZaサイト6月10日記事「京セラ、高速道路で太陽電池供給」から。

京セラは10日、中日本高速道路が管理する「名古屋第二環状自動車道(名二環)」に太陽電池モジュール約9500枚を供給したと発表した。出力は約2メガワットと、国内高速道路に設置された太陽光発電システムとしては最大規模。

設置したのは名二環の植田地区、有松地区、鳴海地区の3カ所。これらの年間発電電力量は、一般家庭約460世帯分に相当する。発電した電力は照明や料金所などの電力の一部として使われ、これにより名二環の年間消費電力量の約40%を賄う。

また、周辺のマンションなどへの配慮から、表面ガラスの処理で太陽光の反射を分散する「防眩タイプモジュール」を採用した。(C)産経新聞

名古屋第二環状自動車道の太陽光発電設備については、かなり前(約1年半前)だが2010年1月21日にこのブログに書いた。「出力2メガワットもの太陽光発電が高速道路に設置」という記事だ。その記事でもやはり同じ産経新聞系サイトからの引用だった。その時点では、太陽光パネルの枚数は1万枚、そしてそのメーカーは不明だった。

今回の引用記事で、その太陽光パネルのメーカーが京セラであることが判明した。そして太陽光パネルの枚数は、少し減って約9500枚とのこと。

太陽光パネル9500枚で出力約2メガワットなので、割り算をすると、この太陽光パネル1枚当たりの出力は約0.21キロワットとなる。おそらくシリコン単結晶系の太陽電池によるパネルだろう。

なお今回の引用記事で、もうひとつ新たにわかったことがある。それは、太陽光パネルの表面に太陽光を反射しない「防眩タイプモジュール」を最小した、ということだ。通常は太陽光パネルの表面はガラスなので光の一部を反射してしまう。近隣の住民への配慮で、光を反射しにくいタイプにしたとのことだ。もちろん、光を反射しないほうが太陽エネルギーの有効利用につながるだろうが、変換効率の差はわずかだろうと思う。


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