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北九州市は環境首都を目指してはいるが

2009年12月12日(土)

今日は北九州市の話題。毎日新聞サイトの福岡版12月10日記事「サッカー:NWの新球技場、天然芝と太陽光発電 北橋市長「エコに配慮」 /福岡」から

Jリーグ2部に昇格したニューウェーブ北九州(来季からギラヴァンツ北九州)の新球技場建設について、北九州市の北橋健治市長は9日の定例会見で「『エコスタジアム』と評価してもらえる競技場がふさわしい。天然芝と太陽光発電が一つの方向」との考えを示した。

北橋市長は来年3月末までに場所の選定を含めた基本方針を決定する意向で、会見では「市の重要な戦略的目標は世界の環境首都を目指すこと。エコにできる限り配慮したい」と述べた。(C)毎日新聞

私はサッカーに全く興味がないのでチーム名はほとんど知らない。Jリーグ2部に昇格した「ニューウェーブ北九州」というチームがあるそうだが(北九州市の皆さん、知らなくでスミマセン)、その新サッカー場は『エコスタジアム』として評価してもらうべく天然芝と太陽光発電を特徴としたい、との内容を北九州市長が述べた、との記事だ。

北九州市長は記者会見で「市の重要な戦略的目標は世界の環境首都を目指すこと。エコにできる限り配慮したい」と述べたそうだ。ということは、北九州市はエコに特化した街づくりを目指している市、ということだろう。そこで北九州市のホームページを調べてみた。市には環境首都というページがあり、環境に配慮した市ということを窺わせる。その環境首都ニュースページでは、北九州市が”「日本の環境首都コンテスト」で 2年連続1位”という記事がトップを飾っているが、これは2008年の話題のようだ。最新の話題は無いのだろうか。その他の環境首都話題のページも、皆データは数年前の情報で、これは古すぎる。

さて、自治体が環境に配慮した政策を実施しているかどうかの試金石の一つが太陽光発電設置補助金だ。北九州市の補助金の概要は次のとおりだ。

・補助額は1キロワット当たり3万円、上限12万円。
・募集期間を6期に分け、各期間の募集件数は40件。件数を超えるときは抽選。

市町村レベルで1キロワット当たり3万円は少ない。予算総額を計算すると、12万円×40件×6期=2880万円。これは市の太陽光発電補助金予算としては少ないとみなさざるを得ない。

そしてこの太陽光発電設置補助金の申込者も、4月1日から12月11日まででたったの345人。これは市のPRが足りないからか。いや、PRして殺到すると予算些少が露呈するのでPRしていないからなのか。

北九州市はその他の環境関連補助金もある。太陽熱利用システムと地中熱利用システムの補助だが、地中熱利用システム補助金は上限5万円で10件程度の募集、地中熱利用システムは上限10万円で5件程度の募集、と補助額・募集件数ともに少ない。屋上緑化の補助金もあるが、こちらは上限100万円で予算総額が200万円、ということは募集件数はたったの2件ということだ。

ということで、北九州市は「環境首都」を謳ってはいるが、市の環境首都関連ホームページの内容は古く、かつ環境関連補助金の予算額も少ないことから、これは市長の掛け声だけの張りぼて政策か、と疑ってしまう。もしそうでないのなら、市の環境首都関連ホームページを最新記事に更新し、また環境関連予算を増やす必要があるだろう。


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