京セラ工場屋根の太陽光発電の出力は230キロワット

京セラ工場屋根の太陽光発電

2011年07月15日(金)

今日は福島県の話題。朝日新聞サイトの7月8日記事「節電に新しい太陽光発電/京セラの棚倉工場」から。

節電対策の新太陽光発電システムを採り入れている京セラの福島棚倉工場(棚倉町)で7日、同システムについて地元事業所、報道向けの説明会があった。

同工場棟の屋根に、昨年9月に設置した発電パネル304枚に新たに1526枚を加え、電池容量は194キロワット増えて230キロワットとなり、グループ工場で最大になった。

一般家庭57世帯分の電力量に相当するといい、推定発電量は年間19万5068キロワット時。ピーク時の電力の約8.2%を削減でき、年間86トンの二酸化炭素(CO2)削減効果があるという。
...(C)朝日新聞

京セラ工場の屋根に設置された太陽光パネルの話題だ。場所は福島県棚倉町。地図で調べると、福島原発から南西方向に80Km程度の場所だ。放射能の数値は結構高いと予想される。この工場で働いている人たち、そしてその子供たち、大丈夫だろうか。

この工場には昨年、太陽光パネルが304枚設置されていた。それに1526枚を加えた、とのことだ。出力は、引用記事から計算すると、昨年の段階で36キロワット。今回の増加分は194キロワットだ。

ここで、太陽光パネル1枚当たりの出力を計算してみよう。昨年は304枚で出力36キロワットなので、太陽光パネル1枚当たりの出力は約0.12キロワット。今回の増加分は1526枚で194キロワットなので、1枚当たり約0.13キロワット。ほんの少し、1枚当たりの出力がアップしていることになる。

太陽光パネル1枚の面積は不明だが、もし単結晶シリコン型なら出力は1枚当たり約0.2キロワットなので、この京セラの太陽光パネルはその約6割の能力しかない。恐らく薄膜タイプの太陽電池による太陽光パネルを予想する。

それはともかく、昨年分と合せるとこの工場での太陽光発電出力は計230キロワットとなる。ひとつの工場としてはかなり大きな出力だ。

それから、出力230キロワットあれば、関東地方なら年間発電量は約23万キロワット時程度だが、この工場の年間発電量は約20万キロワット時と、少々少ない。これは、この工場のある福島県棚倉町の日照時間が関東地方よりも少ないことが予想できる。

ちょっとした記事の数字から結構わかることがあるものだ。


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