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再生可能エネルギーによる水素ステーション

2009年12月30日(水)

時事通信社サイトの12月26日記事「整備進む水素ステーション=燃料電池車の普及にらむ-欧州」から一部を引用。

【ロンドン時事】欧州で、二酸化炭素(CO2)を排出しない燃料電池自動車の普及をにらみ、燃料の水素を供給する「水素ステーション」の整備が進み始めた。日本ではなお試験段階にとどまるが、既存の給油所との併設型や風力・太陽光発電で水素を製造する施設など、進化したステーションも。将来の低炭素社会が徐々に姿を現してきた。

国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)を控えた11月中旬、コペンハーゲンに初の水素ステーションが登場した。風力・太陽光など再生可能エネルギーによる水の電気分解で水素を作り、全工程でCO2を排出しないのが特長だ。

燃料電池車は、酸素と水素の化学反応で生じた電気を動力とする「究極のエコカー」。2050年ごろには、充電式の電気自動車とともに「先進国では主流になる」(日系自動車メーカー)とされる。

ただ「普及には水素を供給するインフラ拡大が不可欠」(独自動車大手ダイムラー)。このため政府や自動車メーカー、ガス会社などによる水素ステーション設置が進んでおり、欧州全体では27カ所が稼働、うち16カ所が一般向けに営業している。

フランクフルトやオスロなどでは、ガソリンスタンドと一体化した施設が営業中。再生可能エネルギーによる電気分解で製造した水素を供給するステーションもドイツやスウェーデン、イタリアの都市に拡大している。

さらにドイツでは09年秋、ダイムラーやエネルギー企業、政府機関が「『CO2ゼロ』自動車の商用化への重大なステップ」として、11年までの水素ステーション大幅拡充で基本合意した。15年の商用化に向け、まず500カ所の整備を目指している。(C)時事通信社

人類にとってとりあえずの究極のエネルギーは燃料電池。この燃料電池の原理は水の電気分解の逆の過程で、水素と酸素を反応させて電気を得る。日本ではガス会社を中心に燃料電池システムが販売され始めている。この燃料電池を使用した車が燃料電池車で、この車は低炭素社会を実現するために将来は主流になると予測されている。

この燃料電池車に不可欠なインフラが水素ステーション。燃料電池の「燃料」たる水素を供給するスタンドだ。この水素ステーション無くして燃料電池車の普及はありえない。この燃料電池車で一歩進んでいるヨーロッパに水素ステーションが除々に登場してきた。

今日の引用記事で話題のコペンハーゲン初の水素ステーションは、風力や太陽光による再生可能エネルギーによる電力で電気分解して得られた水素を供給するステーションだ。

ヨーロッパでは全部で27箇所に水素ステーションがあるそうだ。一部は通常の電力による電気分解で水素を得ているが、今回話題のような再生可能エネルギーによる電力での電気分解で水素を得る水素ステーションも増えてきているそうだ。

早晩日本にもこのような水素ステーションと燃料電池車が登場するだろう。


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