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カテゴリー:山梨県

山梨県の大規模太陽光発電所が完成

2012年01月30日(月)

環境ビジネスサイトの1月30日記事”東京電力、山梨県のメガソーラー「米倉山太陽光発電所」運転開始”から一部を引用する。

東京電力と山梨県は、山梨県甲府市米倉山のメガソーラー発電所「米倉山太陽光発電所」の運転を1月27日に開始したことを発表した。同発電所の最大出力は 10,000kW、年間発電電力量は約1,200万kWh(一般家庭約3,400軒分の年間使用電力量に相当)。...
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同発電所の運転開始とあわせて開館する山梨県運営のPR施設「ゆめソーラー館やまなし」では、太陽光発電をはじめ、小水力発電、燃料電池等の再生可能エネルギーや次世代エネルギーについて、パネルや映像等により紹介するほか、屋上に設置する太陽光パネル、燃料電池等により施設の電力を供給する実機を展示。太陽光発電等の普及啓発活動の推進に加え、山梨県の環境への取り組みや次世代エネルギーに関する情報を国内外に発信していく。(C)環境ビジネス

東京電力が山梨県に建設していたメガソーラー「米倉山太陽光発電所」が1月27日に運転を開始した、というニュースだ。

この太陽光発電所については、このブログの直近では大分前の2010年5月24日記事「山梨県の大規模太陽光発電所の工期が大幅に短縮」に書いた。その記事によると、このメガソーラーの計画されたのが2009年11月と大分前だ。当初の完成予定は2014年初だったが、県の強い要請により計画を見直し、2012年1月の完成予定となった、という記事だった。

そして予定どおり、この1月末に同メガソーラーは完成した。本日の引用記事によれば、出力は10,000kW、つまり10メガワットなので、当初の計画通りであって変更はない。

この出力の場合、年間発電量を概算すると1000万キロワット時だが、上記引用記事によれば約1200万キロワット時と、通常の概算より200万キロワット時、つまり2割も多い。これは、建設場所である山梨県甲府市の日照時間が長く、太陽光発電に非常に適した土地であることを表している、と言える。

なおこの太陽光発電所の開設に合せ、県運営のPR施設「ゆめソーラー館やまなし」がオープンしたとのこと。同館では太陽光発電を初めとする再生可能エネルギーの紹介や太陽光パネル実機展示などの啓蒙活動を行う、とのことだ。

太陽光発電と太陽熱利用システムを特別養護老人ホームが設置

2011年07月06日(水)

毎日新聞サイトの6月25日山梨版記事「特養ホーム:太陽光で発電、太陽熱で暖房 大月に開業 /山梨」から一部を引用する。

太陽光と太陽熱を利用した特別養護老人ホーム「山美家(やまびこ)」が、大月市初狩町下初狩にオープンした。

太陽熱は、入居者棟など4ユニットの屋根に設置した集熱パネル(175平方メートル)で取り込む。その熱で空気を暖めて床下の蓄熱コンクリートに蓄えることで、建物全体を床から暖め、各室内の床噴出し口から微風となって吹き出す。このシステムは主に冬の暖房用として使用される。

春、夏、秋は「お湯採り」機能を活用する。熱い空気でお湯採りコイル内の不凍液を暖め、貯湯槽に循環させる。一つの貯湯槽で300リットルが30~50度の湯になり、風呂やシャワーなどに利用される。

太陽光発電では最大2万7000ワットの発電が可能。施設で使う電力の4分の1~3分の1分を賄える見通し。

設置費は集熱パネル約3400万円、太陽光パネル約1500万円。同施設は地域密着型で、入所定員29人、介護1以上で、大月市民に限っている。(C)毎日新聞

特別養護老人ホームに太陽光発電設備を設置した事例はあまり多くない。このブログでも、今年5月1日記事「特別養護老人ホームに太陽光発電」で書いたのみだ。特別養護老人ホームは経営の苦しい施設が多いので、なかなか太陽光発電の設置まで行えないのだ。

今日話題の山梨県大月市の特別養護老人ホームは、太陽光発電のみならず太陽熱も利用している。太陽光発電の出力は2万7000ワット、つまり27キロワットとのことなので、一般家庭5~7軒分の出力だ。この太陽光発電設備の設置費は約1500万円とのこと。割り算をすると、太陽光発電の出力1キロワット当たりの設置費用は約56万円となる。結構安い価格と思う。なお、このシステムで施設で使用する電力の1/4~1/3を賄える、とのことだ。

太陽光発電と一緒に設置された太陽熱システムはユニークなシステムのようだ。冬は、太陽熱を床下の蓄熱コンクリートに蓄えて床から建物を暖め、各部屋から温微風を吹き出す。冬以外の季節は、不凍液を暖める方式で太陽熱をお湯として利用する。冬は暖房、冬以外は太陽熱温水器のように太陽熱を利用する、あまり聞いたことのないシステムだ。この太陽熱利用システムは高価で、設置費は約3400万円、とのことだ。

太陽光発電と太陽熱利用システムで、この特別養護老人ホームはかなり高度に太陽エネルギーを利用していることになる。今後は一般家庭でも、太陽光発電のみならず太陽熱も有効に利用するシステムの設置が望まれる。

保育園に太陽光発電を設置

2011年05月30日(月)

今日は甲府市の話題。朝日新聞サイトの5月30日記事「お日さま発電 保育園に」から。

■甲府 地域ぐるみ出資で完成

甲府市の山宮保育園で28日、地域ぐるみで完成までこぎ着けた太陽光発電所が誕生した。

設置費用の一部を園児の保護者や地元住民が賄う「市民共同発電所」で、園舎の屋根に並べた40枚の太陽電池パネルが生み出す1時間あたり9・2キロワットの最大出力は県内最大級だ。この日行われた開所式では、保護者や住民らが集まり、構想を持ちかけた運営主体の市地球温暖化対策地域協議会(会長・小沢典夫県立大教授)のメンバーや園児と稼働開始に立ち会った=写真。

協議会によると、設置費は600万円。電力会社の寄付金などでつくる「グリーン電力基金」から助成金として500万円を確保。残り100万円は1口1万円で協力金を募り、「園児が地球環境を考えるきっかけになればいい」と計画に賛同する保護者や住民から集まったという。余剰電力を東京電力に売電するため、約4年間で投資金額を回収できる見込みという。
...(C)朝日新聞

保育園に太陽光発電設備を設置したという話題は意外に聞かない。このブログでも、2010年4月6日記事「三菱重工の企業内保育園の太陽光発電」で書いたのみだ。ただその記事の保育園は、三菱重工という福利厚生に手厚い大企業の企業内保育園であり、今日の話題は一般の保育園という大きな違いがある。

今日話題の甲府市の保育園に設置された太陽光発電設備の出力は9.2キロワット。一般家庭3軒分弱だ。その出力を、太陽光パネル40枚で得る。ということは、割り算をすると、太陽光パネル1枚当たりの出力は0.23キロワットとなる。これは通常のシリコン型太陽光パネルの出力0.2キロワットよりは少し多い。1枚の面積が大きいか、出力の高い三洋電機のHIT太陽電池か、と想像する。

設置費用は600万円とのこと。出力は9.2キロワットだから、これまた割り算をすると、1キロワット当たりの設置費用は約65万円となる。この程度の規模なら順当な金額だ。

この設置費用600万円のうち、グリーン電力基金からの助成金が500万円。結構貰えるものだ。残りは寄付で集めた、とのことだ。

余剰電力はもちろん電力会社に売電する。記事によれば、4年で投資金額を回収できる、とのことだ。4年とは随分短い期間で元が取れると驚いたが、投資金額は100万円のみでかつ出力が大きいため、この年数となるのだろう。

北杜市の太陽光発電所

2011年05月12日(木)

山梨県北杜市の話題。朝日新聞サイトの5月11日記事「太陽光発電、一般家庭570軒分 北杜に施設開所」から一部を引用する。

山梨県北杜市長坂町に10日、市営北杜サイト太陽光発電所が開所した。5年間の実証研究を続けてきた新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、太陽光パネルとシステムを市に一括譲渡した。発電量は県内最大級の2メガワット級で、一般家庭の消費電力に換算して約570軒分の電力を賄うことができるという。

市は4月から電力小売会社「エネット」(東京)を通じて電気を売っている。この日は開所式の後、電気を購入する大手総合商社の担当者らが、エネルギー変換効率や出力特性などが異なる国内外の27種類にのぼる太陽電池を見て回った。市環境課によると、昨年は県内外の約5千人が視察に訪れている。市は「環境観光」の拠点としてクリーンエネルギーの取り組みをPRするという。(C)朝日新聞

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)はこの5年間にわたり大規模太陽光発電の実証実験を行ってきた。このブログでも2009年12月6日記事「大規模太陽光発電設備からの送電実験」等に書いた。

このNEDOの大規模太陽光発電所が実験終了に伴って北杜市に引き渡され、北杜市営北杜サイト太陽光発電所としてオープンした。

このメガソーラーの出力は、2メガワットだ。上記引用記事によれば、その出力は一般化手570軒分とのことだ。一方、上記の2009年末の当ブログ中の引用記事中では、その出力は1.8メガワットと少し少ないにもかかわらず一般家庭600軒分の電力、とのことだった。記事の書かれた間隔は1年半だが、その間に家庭の使用電力量平均が増えているのかもしれない。

この施設は実験施設ということで、通常のメガソーラーとは異なる面がある。上記引用記事のとおり、設置されている太陽光パネルは27種類に上る。通常の太陽光発電所なら1種類なのに。これは、様々な太陽光パネルの能力・機能のテストのため国内外の多数の太陽光パネルをそろえて実験を行っていたからだ。

この北杜サイト太陽光発電所は見学が可能だ。北杜サイト太陽光発電所によれば、事前に申し込めば水曜日のみ、説明員付きで見学が可能だ。このご時勢、発電所という重要施設なので通常の発電所ではセキュリティの点からこれほどは開放していないだろう。

なお山梨県ではメガソーラーが着々と建設中だが、この施設は現段階では太陽光発電所として県内最大級の発電量、とのことだ。

甲斐市竜王庁舎新館に太陽光発電

2011年03月28日(月)

山梨日々新聞サイトの3月27日記事「竜王新庁舎が完成 甲斐市、来月1日業務開始 」から一部を引用する。

甲斐市が進めてきた竜王庁舎の増築工事が終わり26日、落成式が行われた。完成した新館と本館に本所機能を集約。敷島、双葉の両庁舎にはそれぞれ地域課と市民課を置く。4月1日から業務を開始する。

市によると、新館は竜王北部公民館を併設。鉄骨造り、一部鉄筋コンクリート造りで、地上4階、地下1階、延べ床面積は約5200平方メートル。エントランスホールには総合案内窓口を設け、フロアマネジャーが来庁者を希望する部署まで案内する。屋上には太陽光発電装置を設置。最大30キロワットを発電し、新館電気使用量の7%程度を賄う見込み。

1階には市民窓口や福祉など5課を配置。2階には教育委員会関係の3課や防災対策室が入る。3階と4階は公民館機能がメーンで、会議室や多目的室などを設けた。

竜王庁舎の増築は、同庁舎への本所機能集約に伴い実施。2009年11月に着工した。総事業費は約18億7300万円。落成式には関係者約100人が出席し、テープカットなどで完成を祝った。

山梨県甲斐市の竜王庁舎の新館に太陽光発電設備が設置された。

出力は30キロワットとのことなので、一般家庭6~8軒分の出力だ。その出力で新館の7%程度をまかなえるそうだ。

その太陽光発電設置にかかった費用や太陽光発電設備の詳細情報を知りたいところだが、残念ながら情報は書かれていない。


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