2010年6月 | 燦燦太陽光発電.エコ - 2

2010年6月

大川市の太陽光発電設置補助金

2010年06月23日(水)

福岡県大川市の話題。6月22日付の毎日新聞筑後版記事「大川市:太陽光発電設備、費用の一部補助 戸建て住宅対象 /福岡」から一部を引用する。

大川市は来月から、太陽光発電設備を戸建ての住宅に設置する市民に、費用の一部を補助する制度を始める。市によると、国も同様の制度を実施をしているが、重複して補助を受けることができるという。

地球温暖化防止のため、市が今年度から取り組む新規事業で予算は360万円。11年3月末までに、市内の自宅に太陽光発電設備を取り付ける個人が対象となる。

市環境課によると、戸建ての住宅では4キロワットの発電設備が一般的という。補助は1キロワット当たり3万円、上限は12万円。30件程度の補助を予定しており、補助金は設備工事完了後に振り込まれる。...(C)毎日新聞

大川市は福岡県南部に位置する人口約3万8千人の市だ。その大川市が太陽光発電システム設置補助金の制度を始める。

補助金額は、1キロワット当り3万円、上限12万円だ。これは国の補助金と併用可だ。この補助額は市町村レベルでは少ない。そして補助件数は年間30件を予定し、予算額は360万円、とのことだ。これは非常に少ない金額だ。人口4万人弱の市で太陽光発電システム設置補助金の申請が年に30件、とは少なすぎる予想件数だ。一般的には、これでスタートして申込み件数が増えれば補正予算で対応するのかもしれないが。

大川市のサイトの住宅用太陽光発電設備設置費補助事業についてページも見たが、この引用記事を超える情報は無かった。ただ、市のサイトは見やすい。また、トップページのトップバナーがFlash画像で市の名所旧跡の画像を一定間隔で表示していて市の環境がよくわかる。それから、市長の交際費をホームページできちんと公開しているのも好感が持てた。

太陽光発電のイベントのPVJapan

2010年06月24日(木)

朝日新聞サイトの6月18日住宅新報社記事「太陽光発電協会 6月30日から3日間 太陽光発電でイベント開催」から。

太陽光発電協会とSEMIは6月30日から3日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で太陽光発電に関するイベント「PVJapan2010」を開く。太陽光発電産業に携わる企業300社が出展。太陽光発電技術やビジネス、政策などをテーマとしたセミナーも開催する。

セミナーの主なテーマは次の通り。「エコポジティブカンパニーを目指すシャープの太陽電池事業について」「三洋電機の太陽光発電事業と今後の展望ーパナソニックグループの目指す環境革新企業への展開ー」「太陽光発電システムにおける東芝の取り組み」。

なお、6月30日には、パシフィコ横浜会議センターで「再生可能エネルギー世界フェア2010」が開かれる。 (C)住宅新報社

このイベントのサイトはPVJapan - 太陽光発電に関する総合イベントだ。このイベントは太陽光発電協会SEMIの共催だ。SEMIとは半導体っぽい名前だが、そのサイトによれば「イクロエレクトロニクス・FPD・太陽光発電産業の装置・材料・関連サービスを網羅する製造サプライチェーンの国際的な工業会」だそうだ。太陽光発電協会もSEMIも、業界団体ということだ。

このイベントには展示会・セミナーなどが予定されている。引用記事中に注目されるセミナーのテーマが書かれているが、私が興味をもったのは別のセミナー。専門セミナー3 次世代太陽電池 -集光型、有機薄膜型、色素増感型太陽電池の最新動向-だ。このセミナーは2時間半で\24,000と安くはない。しかしシャープの「III-V族 超高効率太陽電池の技術動向」は実に興味深い。次の内容だ。

II-V族化合物半導体から成る多接合型太陽電池は変換効率50%の実現に最も近い太陽電池である。現在の太陽電池の最高効率は非集光で35.8%、集光時で41.6%であり、いずれも3接合型太陽電池で得られている。研究開発の最新状況、宇宙用としての実用化の状況、地上用集光システムへの応用について紹介する。また、量子ドットの応用例や量子ドット型太陽電位の概要について述べる。(C)PVJapan

なんと、変換効率が50%に近い高効率の太陽電池だ。商用の太陽電池で最も高い変換効率は20%程度なので、この新世代太陽電池の凄さに非常に興味を惹かれる。

ソーラー電動車椅子を開発

2010年06月30日(水)

毎日新聞サイト大阪版の6月21日記事「ソーラー電動車椅子:お日さまが押す車椅子 大阪・住之江の団体製作」から。

太陽電池を動力源の一部にして動く「ソーラー電動車椅子」を、障害者支援などを行う「住之江区自立支援協議会」(大阪市住之江区)が中心となって独自に開発した。

使われなくなった電動車椅子を譲り受けるなどして製作。本体上部に付けた太陽光発電パネルから得た電力が動力を補助する。日光の下で30時間充電すれば、1日分の動力源になるという。

製作者の一人、伊原誠一さん(49)は「ソーラー電動車椅子をきっかけに福祉に関心を持ってもらえれば」と話す。7月1~15日、住之江区役所で展示される。(C)毎日新聞

太陽電池を利用したさまざな機器が開発されているが、今日の話題はソーラー電動車椅子だ。本体上部に太陽光パネルを取り付け、日光下の30時間の充電で1日分の動力になる、とのことだ。

太陽電池のサイズや蓄電池の容量を知りたいが、この引用記事には情報はない。このソーラー電動車椅子を開発したのは、大阪の住之江区自立支援協議会という組織だ。この住之江区自立支援協議会のホームページを見る限りでは、この団体の構成メンバーは、相談支援事業者・日中活動事業所・ヘルパー事業所・就労支援センター・学校・地域ネットワーク委員会・民生委員・大学の先生・医療機関・社会福祉協議会・保健福祉センターなど、とのことなのでかなり幅広いメンバーだ。しかしこのホームページを見ても、このユニークなソーラー電動車椅子の記事を見つけることができなかったことは大変残念だ。


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