2010年4月 | 燦燦太陽光発電.エコ

2010年4月

徳島市の太陽光発電設置補助金

2010年04月01日(木)

毎日新聞サイト徳島版の4月1日記事「徳島市:太陽光発電と省エネ機器、同時設置10万円補助 /徳島」から。

住宅の省エネ化を進めようと徳島市は、太陽光発電と省エネ機器を同時に設置した市民に10万円の補助金を出すことにし、4月1日から申請の受け付けを始める。市は「昨年1月から始まった国の補助制度と併用すれば負担が減り、太陽光発電の普及につながる」と話している。

対象は、住宅用太陽光発電(太陽電池出力2キロワット以上10キロワット未満)と省エネ機器(LED照明器具、自然冷媒ヒートポンプ給湯器などから1種以上)を同時に設置するケース。11年1月末まで受け付けるが、交付予定件数が180件を超えた時点で終了する。

市内に居住していることや、設置後に市が実施するアンケート調査に協力できることなどが要件。...(C)毎日新聞

徳島市の2010年度の太陽光発電設置補助金は、太陽光発電設備と省エネ機器を同時に設置することが要件だ。補助額が1件10万円。受付は今日から来年1月末だが、180件に達した時点で終了とのことだ。ということは、予算額は1800万円だ。

徳島市の住宅エコ対策支援事業補助金によると、太陽光発電と同時に設置して補助の対象になる機器は次のいずれかだ。
(1)LED照明器具
(2)自然冷媒ヒートポンプ給湯器
(3)潜熱回収型給湯器
(4)ガスエンジン給湯器

この中では、LED照明器具が一番安いだろう。ただ条件が書いてあり、光源(つまり電球)としての購入では不可で、照明器具として住宅に設置するものが対象だ。とはいえ、数万円で充分だろう。やはりこれが一番安く済むだろう。

南国の徳島は日照時間が多いので太陽光発電には適した地域だ。その徳島市の太陽光発電設置補助金が条件付で10万円とは、少々少ないように思う。

松山太陽光発電所の出力7倍工事

2010年04月02日(金)

このブログでは全国の電力会社が設置した大規模太陽光発電所の話題を何回か書いたが、今日は四国電力の初めての話題。読売新聞サイト愛媛版の4月1日記事「太陽光発電出力7倍へ」から一部を引用する。

松山で四電  年220万キロ・ワット時、11月完成

四国電力が2期に分けて出力を大幅に引き上げる松山太陽光発電所(松山市勝岡町)で、第1期増設工事の安全祈願祭が31日、同発電所で行われた。同工事が完了すると、出力は従来の約7倍にあたる2042キロ・ワットとなり、来年1月に運転を開始する予定。

1日から始まる第1期増設工事では、約2万7000平方メートルに多結晶シリコン太陽電池モジュール約9000枚を敷き詰める。5月頃までにパネルを置く架台の敷設を終え、11月に完成する予定で、工事費は約11億円。

年間発電電力量は現在の約30万キロ・ワット時から約220万キロ・ワット時に増え、年間約700トンの二酸化炭素を削減できるという。四電はさらに2020年度までに第2期増設工事を行い、出力を4300キロ・ワットまで引き上げる予定。
...(C)読売新聞

四国電力の松山太陽光発電所が2期に分けて出力を大幅アップする話題だ。まず第1期増設工事では、出力を約7倍の2042キロワットにする。そのために約2万7000平方メートルに多結晶シリコンタイプの太陽光発電パネルを約9000枚敷き詰める、とのことだ。完成は来年1月。出力2042キロワットということは、この時点でもうメガソーラーだ。

なお多結晶シリコン型ということは、単結晶シリコン型太陽光パネルよりは効率が少し落ちるはずだが、価格が少し安いメリットがある。

現在の出力の7倍で2042キロワット、ということは、今回増設分は 2042 × (6/7) ≒ 1750キロワット となる。この出力分に費用が11億円かかるとのことなので、1キロワット当たりの費用は約63万円となる。やはり多結晶シリコン型太陽光発電パネルが少し安い効果がでていると思われる。

なおこの太陽光発電所は第2期工事では出力を4300キロワットまで引き上げる予定とのことだが、2020年までに実施する予定のようなのでだいぶ先の話だ。

淡路市の太陽光発電設備

2010年04月05日(月)

産経ニュースサイトの3月31日記事「三洋電機、淡路市に太陽光発電納入 自治体施設で最大級」から。

三洋電機とNTTファシリティーズは30日、兵庫県淡路市(淡路島)で、市庁舎など同市の3施設に太陽光発電設備を納入すると発表した。発電能力は1千キロワット。公共施設に設置する太陽光発電設備としては、国内最大級という。11月から稼働する。

太陽光発電設備は、同市庁舎と隣接している浄化センター、市民交流センターの3施設の屋上や敷地内に設置。...

今回の事業は、淡路市が事業者を公募し、両社が選定された。事業額は4億6千万円。三洋のHIT太陽電池を使用し、NTTファシリティーズが発電システムの設計、施工を行う。(C)産経ニュース

淡路市にメガソーラーが設置される。設置場所は、淡路市の市庁舎と、隣接している浄化センター、市民交流センターの3つの施設。出力は1000キロワット、つまり1メガワットだ。公共施設に設置する太陽光発電設備としては国内最大級、と引用記事には書いてあるが、まさにそのとおりだ。

落札業者は三洋電機とNTTファシリティーズ。三洋電機の高性能太陽電池であるHIT太陽電池を使用し、NTTファシリティーズがシステムの設計・施工を行う。

ここで驚きは金額の安さだ。設置事業費は4億6千満円。ということは、出力は1000キロワットなので1000で割ると、1キロワット当たりの設置費用は46万円となる。太陽電池の中では性能は最も優秀だが高価なHIT太陽電池を使用してもこの価格でメガソーラーが出来てしまう。いままで海外も含めてメガソーラーでこれだけ安い単価で太陽光発電所を設置した例を聞いたことが無い。それくらい安い。スケールメリットはあるだろうが、それだけだろうか。とにかく、これだけ安い価格でメガソーラーが作れることは証明されたことになる。

三菱重工の企業内保育園の太陽光発電

2010年04月06日(火)

4月2日発行の三菱重工ニュースの初の企業内保育園を長崎造船所に開設、あす開園式から。

初の企業内保育園を長崎造船所に開設、あす開園式
仕事と育児の両立を支援、CSR活動にも一役

三菱重工業は、長崎造船所(長崎市)内に保育園「三菱重工 キラキッズ保育園」(園長赤堀 美樹)を開設し、3日に開園式を行う。同保育園は、仕事と育児を両立しやすい職場環境づくりに寄与するとともに、CSR(企業の社会的責任)活動の一翼も担う。当社が企業内保育園を開設するのは、これが初めて。
...
実際の運営は、長崎市内で企業内保育園の運営実績を持つ社会福祉法人に委託。児童福祉法に基づき認可を受けた保育園と同等レベル以上のサービスを、割安の保育料金で提供する。給食・おやつのほか、延長保育時の軽食を園内で賄い、母乳を与えられる授乳室も設置。インターネットカメラや総合ガードシステムなどによりセキュリティー機能も充実させた。また、当社製の太陽光発電システムも導入し、照明用電力に充てる。
...

■ 「三菱重工 キラキッズ保育園」 概要
...
利用対象者
  当社社員、グループ会社社員

保育料金
  長崎市認可保育園保育料の半額程度(グループ会社社員は8割程度)

運営実務
  社会福祉法人 優心会に委託

主な設備
  ...
  太陽光発電システム(出力10.5kW)
(C)三菱重工

三菱重工の長崎造船所内に初の企業内保育園がオープンした、という話題だ。長崎といえば三菱重工の街。長崎市出身の後輩が学生時代、三菱の車に乗りナンバーは最後まで長崎ナンバーだったことを思い出す。(その彼、いまは三菱重工で結構な地位とか。。。)

この引用記事を読むと、大企業は福利厚生が手厚い、とつくづく思う。社員はこの保育園の利用料が通常の半額なのだから。

さてこのブログは太陽光発電関連ブログなので、その話題。この新設された保育園には出力10.5キロワットの太陽光発電システムが設置されている。10.5キロワットというと、一般住宅の太陽光発電の3軒分程度の出力だ。そしてこの太陽光発電設備による電力は照明用に使用される、とのことだ。

駐在所に太陽光発電

2010年04月07日(水)

今日の話題は駐在所。我家の近くにも駐在所がある。数年前、家の車がいたずらされ2台たて続けてパンクしたことがあった。警察に連絡したところ駐在所から警察官が来た。結局犯人は不明だったが、時々見回りに来てくれる、とのありがたい申し出があった。しかし来てくれたのは1回だけ。夜中の0時頃に見回りに来たというメモが1回だけ入っていた。以後、我家では口先だけのことを「○○○る」(○○○は駐在所の警察官の名前)という動詞で言うことが流行った。その近くの駐在所も廃止になり、その家が入札で売りに出されていたのには少々驚いた。

さて今日は赤穂市のエコな駐在所の話題だだ。4月5日の朝日新聞サイト兵庫版記事「駐在所:エコの時代 建て替え完了、赤穂で開所式 /兵庫」から一部を引用する。

老朽化のため建て替えていた赤穂署の新田(しんでん)駐在所が赤穂市新田に完成した。屋根の太陽光発電パネルで年間3500キロワットを発電し、駐在所の消費電力の25%を賄ううえ、二酸化炭素1・3トンも削減するエコ駐在所。3月31日に開所式が行われた。

木造2階建て延べ約91平方メートル。市民の相談室となるコミュニティールームや車椅子対応のスロープを備える。総工費約2000万円。
...(C)朝日新聞

建て替えられた駐在所に設置された太陽光発電の規模は、年間の発電量が3500キロワット時(記事では「時」が脱落のミス)、ということは、出力は約3~3.5キロワットだ。通常の住宅の太陽光発電とほぼ同じ規模だ。この電力で駐在所の電力の25%を賄えるそうだ。

駐在所の大きさは91平方メートル、ということは約27坪だ。住宅として考えると少々小さめの家か。ただ、市民の相談室として使うコミュニティールームも備えているそうだ。となると、駐在所の警察官の生活空間はそれほど広くはないか。

駐在所もエコを考えなければならない時代になったのだ。


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