2009年10月 | 燦燦太陽光発電.エコ

2009年10月

甲子園球場に太陽光発電

2009年10月08日(木)

甲子園球場の名物「銀傘」の上に、総面積約1800平方メートルの太陽電池が設置されることになった。着工は10月中旬の予定で、総工費は1億5000万円。センバツ高校野球の開催される来年3月の稼働開始を予定している。阪神甲子園球場のリニューアル工事は「環境への配慮」がテーマになっており、太陽光発電設備の導入はその一環。

「タイガース、高校野球を通して、環境への関心を高めるきっかけになることを期待している」と、阪神電鉄社長坂井信也氏らが会見。球場の屋根を利用しての太陽光発電は、12球団の本拠地球場としては初の試みとなる。

この太陽光発電、推定発電電力量は年間19万3000キロワット時で、阪神がナイターで年間で使用する電力量に相当する(54試合開催、1試合あたり3・3時間点灯として計算)。また、年間で約133トンのCO2削減になるが、これは、甲子園球場11個分の面積の森林が吸収するCO2と同程度という。

阪神ホールディングス株式会社によると、今回採用する株式会社ホンダソルテック製のCIGS太陽電池は、銅・インジウム・ガリウム・セレンを原料とした化合物半導体を、発電層に使った次世代型の太陽電池。シリコンを使わず、発電層を薄い膜状の半導体とすることで、製造時の消費エネルギーや排出CO2を少なくし、環境にやさしく製造することを可能としている。   

山口県-好評!太陽光発電パネルの取り付け費補助

2009年10月08日(木)

住宅に太陽光発電パネルを取り付ける費用の一部を補助する山口県内各市町の制度が好評で、光、防府、山口の3市では申し込みが殺到。対象者を拡充させることになった。

<光市>
出力1キロワット当たり3万5千円、最大で14万円の補助金制度。光市内に居住しており、住宅に新たに太陽光発電システムを設置する、もしくは同システム付きの住宅を購入する個人が対象。年間30件の申し込みを見込んだが、問い合わせが相次ぎ、当初の2倍を上回る800万円の財源を確保し、再募集を始めた。

<山口市>
1キロワット当たり1万円、最大4万円を補助。住宅や店舗併用住宅に、新たに太陽光発電システムを設置する、もしくは同システム付きの住宅を購入する個人が対象。年間100件の申請、補助予算額は360万円を見込んだが、こちらも500万円を追加投入。

<防府市>
国の補助金額の15%が補助される。防府市内の住宅に新たに太陽光発電システムを設置した個人が対象。申請は年間50件の見込みを半年で上回り、財源を85%増額した。

<岩国市>
補助額は1キロワット当たり3万5千円。補正予算で県内最大の1638万円の財源を確保し、6月から補助を開始。岩国市内の住宅に新たに太陽光発電システムを設置する、もしくは同システム付きの住宅を購入する個人が対象。


山口県内ではその他にも、周防大島町で補助額1キロワット当たり1万円、柳井市では、補助額1キロワット当たり3万円で新規太陽光発電設置者への補助があり、周南市も来年度の導入を打ち出すなど追随する動きが広がっている。

経産省-太陽光発電協会に相談窓口開設要請

2009年10月09日(金)

経済産業省は、太陽光発電装置の訪問販売トラブルに対処するため、消費者保護対策を打つことを発表した。

国民生活センターへの太陽光発電装置に関する08年度の相談件数は1719件で、前年度より21%も増加しており、このうちの8割以上が訪問販売でのトラブル。09年度の相談件数は9月15日の段階で、前年同期より32%増加しているという。

訪問販売の手口はさまざまだが、具体的な例として「国の補助金が受けられる」と説明されて450万円の装置を購入したが、その後装置が補助の対象外だと分かったり、分割払いで230万円で装置を購入したものの、実際の電力買い取り額が月400~1000円どまりだったというケースなどがあげられる。

経済産業省は10月8日、太陽光発電装置などに関する消費者の相談が増加している傾向を受け、消費者庁や太陽光発電に関する関係団体と連携し、太陽光発電の普及促進制度に関する周知徹底を図るなど、消費者を保護する対策を打つことを発表した。

同省の発表によると、太陽光発電装置の訪問販売において、「売電により光熱費やクレジットの手数料などの費用負担がゼロになる」、「すぐに契約しないと補助金が受けられなくなる」などの不実な告知が疑われる勧誘が見受けられるという。

同省ではこうした状況を踏まえ、いくつかの対策を実施する。その1つは「太陽光発電に関する関係団体との連携」だ。太陽光発電協会に向け注意喚起文書の発出を行うと同時に、協会会員企業に対し、特定商取引法・景品表示法・消費者契約法といった法令に関する研修を本年度から実施することを要請する。あわせて、同協会に消費者向け相談窓口の設置も要請し、消費者からの問い合わせに対応していく体制の構築を目指す。

2つ目は「太陽光発電の普及促進制度に関する周知徹底」だ。住宅用太陽光補助金制度や太陽光発電の新たな買取制度について、虚偽説明を織り交ぜた取引を防止すべく、制度に関する周知・広報活動を徹底する。

3つ目は「割賦販売に関する対応」だ。クレジット事業者および日本クレジット協会から太陽光発電装置の販売に関するクレジット取引について現状を把握するとともに、同協会に対し、同協会の相談窓口を活用した消費者からの苦情相談の充実、協会会員事業者における苦情相談・加盟店管理の取り組みを要請する。

さらに、特定商取引法上問題となる消費者被害を生じさせている販売業者への信用供与を、クレジット事業者が適切に管理していない場合は、必要に応じて、割賦販売法による調査を行うなどの対応を行っていく。
(2009/10/09・マイコミジャーナルから転載)

経産省のこうした取り組みが効を奏することを期待したいところだが、消費者自身もまた、悪質な訪問販売から身を守るために、複数の見積もりを取ったり、納得できる業者との契約をするなど、慎重な対応が必要のようだ。

福岡-ソーラーライトキャップの展示会開催

2009年10月10日(土)

夜間作業や災害時に活躍する太陽光充電式の帽子、ソーラーライトキャップの展示会が、中央区大名1の「エンジョイスペース大名」で開かれている。

ソーラーライトキャップは、07年にニュージーランドで開発されたもので、内側のボタンを押すとライトが8メートル先まで光るというもの。

ソーラーパネルと充電装置が帽子のつばに収められているため、日中帽子をかぶっているだけで太陽光により充電される。ソーラーパワーのみならず、充電装置にニッケル水素電池を採用、カドミウム不使用なので環境にも配慮された次世代ソーラーシステムといえよう。

バグダッドでの治安部隊や、ニュージーランドのエアレスキューでの採用実績があるため、災害時などには大いに活躍が期待できるが、それ以外にも、運送業者や検針員、配管工や電気工など、ハンズフリーライトが必要な多くの企業で、制服やプロモーションとして採用されており、いろいろなステージで使用することができる。

「2Cソーラーライトキャップ」の日本総輸入元である2Cライトジャパン(株)によれば、太陽光充電の使用可能時間(通常モードの場合)は、太陽光下3日間充電(完全充電)で約5時間、1日充電で約3時間、1日充電で低光量設定時には約36時間。

展示会は九州で初開催。11日最終日。正午~午後8時まで開催。

北海道で太陽光発電システムを設置するには

2009年10月11日(日)

太陽光発電システム設置を検討している北海道のかたにとって役立つサイトを2つご紹介する。ひとつは、北海道で太陽光発電システムの設置工事を行っている会社の業界団体と思われる「北海道太陽光発電普及協会」サイトだ。このトップ画面の次の情報は役に立つ。一部を引用する。

・国の補助金制度、札幌市の助成金制度・融資制度を調べてこれらを活用して費用を少なくする。(概ね2割程度低減する)。

・インターネットで標準の価格を調べる。ただし無落雪屋根は北海道独特なので30~40万円割高(1軒当たり)になる。

ホームページ上で無料見積をしているところがあるので、概算の見積をしてもらう。ただし、北海道内の業者でないと実際の施工はできない。

・業者の選択にあたっては必ず複数の業者から見積もりをとる。それぞれ扱っているメーカーによって特徴があるので、ここは特に大事なところである。

・営業の担当者に補助金制度や発電量など気にかかることはすべて質問する。答えられないようなところはやめる。ここが最も重要なところなので、ご家族の複数の人が立ち会うとよい。

太陽光発電システム寿命が長いので、安心できる業者に頼みましょう。
・業者を選択するのは自分自身です。

後悔しないためのポイント
・保障は何年なのか、メーカーによって保障の制度が異なるので保障の中身をよく読む。

・設置金額が妥当なのか。積雪地域での国の補助金対象は73万円/kW以下のシステムで補助金がもらえます。これ以下の金額だと妥当といえます。もちろん設備が大きくなると割安になります。
...(北海道太陽光発電普及協会)

ここでの重要な情報は、積雪地域での国の補助金は、1キロワット当たり73万円以下のシステムが対象、ということだ。積雪地域での太陽光発電システム設置は、そうでない地域より割高になる。その例が上記中の、無落雪屋根への設置で、一軒当たり30~40万円割高になる、ということだ。

ただ、上記中の3番目の項の「北海道内の業者でないと実際の施工はできない」は、そんなことはあり得ない。業界団体らしい表現ではあるが。。。もちろんどこの業者でも設置工事は可能だ。そうはいっても、雪国対応の設置工事をすること、何かあったときの緊急メンテナンスがすぐ可能であること、を考えると、地元の業者がベストであることは言うまでもない。

もうひとつの役に立つサイトは、太陽光発電システムメーカーの京セラの北海道の補助金制度:太陽光発電だ。北海道の各市町村別の太陽光発電補助金がわかりやすく一覧表になっている。市町村により補助金額は千差万別であることがわかる。「遠軽町住宅用太陽光発電システム設置費補助金」の補助金額70万円は大変すばらしい金額だ。低い方は、1キロワット当たり3万円だ。通常の家庭は3~5キロワットのシステムなので、補助額は3キロワットのシステムでは9万円にしかならない。引っ越して太陽光発電システム設置を検討しているかたは遠軽町に引っ越そう!!


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